- 2025年08月29日
不動産集客に効果的なInstagramの運用方法

代表取締役社長 兼 Webコンサルタント
中尾 優作
SNSを集客に活用する不動産会社が増加している中、ビジュアル訴求に強いInstagramは人気が高いプラットフォームです。しかし、効果を実感できず、活用に課題を感じている企業も少なくありません。今回は、Instagram運用の5つのコツや、おすすめの投稿アイデアを紹介します。ぜひ、自社のInstagram運用に課題を感じている方は、参考にしてください。
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Instagram運用の5つのコツ
Instagramにやみくもに投稿するだけでは十分な集客成果を得ることは難しいでしょう。最初に、Instagramを不動産集客に運用するときの5つのポイントを紹介します。
ビジネスアカウントの利用
まずは、個人アカウントからビジネスアカウントに切り替えましょう。
Instagramは無料でビジネスアカウントに切り替えられます。
Instagramをビジネスアカウントに変更することで、以下の4つのメリットを得られます。
- メールアドレスや電話番号が記載できる
- 会社の予約ページに直接誘導できる
- インサイト機能で投稿の効果分析が可能
- 有料の広告を配信できる
ビジネスアカウントでは、プロフィールページに問い合わせボタンを設置できます。
問い合わせボタンを設定しておけば、メールや電話よりも気軽に問い合わせてもらえます。
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プロフィールをわかりやすくする
プロフィールは情報が多すぎると、アカウントの目的や内容が伝わりづらくなります。
プロフィール欄はシンプルでわかりやすく記載することが大切です。誰が何について投稿しているアカウントなのかを記載すれば、ターゲットにしたい顧客にフォローされやすくなります。確実に集客につなげるために、プロフィールには問い合わせ先のリンクを添付するのがおすすめです。プロフィール欄に記載する問い合わせ方法は、LINEなど若者が手軽に連絡できる手段を選びましょう。
また、会社の強みや特徴を簡潔に表現するのも大切です。
「東京・神奈川の賃貸専門」「初期費用相談可」など、他社との差別化ポイントを記載します。ハイライト機能を活用して「よくある質問」「物件種別」「エリア情報」をカテゴリ分けして整理することで、ユーザーの利便性が高まります。ハイライトのアイコン画像を統一するなど、デザイン面にも気を配ると統一感が出るのでおすすめです。
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興味を引く写真や動画を投稿する
Instagramは文章よりも画像や動画でユーザーを引き付けるコンテンツです。
ユーザーの目に留まる画像を投稿するように意識しましょう。物件を魅力的に見せる画像と併せて、キャンペーンや物件に関する情報も掲載し、ユーザーの興味を引き付けることも大切です。
広角レンズを使用したり、対角線を意識したアングルで撮影すると、部屋全体の奥行きが伝わりやすくなります。天井から床まで撮影できる構図を心掛けると、物件の広さや開放感を強調できるでしょう。
ハッシュタグを使いこなす
ハッシュタグ(#)はユーザーが知りたい情報を検索する際に使用します。
たとえば、「#〇〇区物件」「#ペット可の家」「#一人暮らし」など、ユーザーは自分の知りたい情報をハッシュタグで検索します。ハッシュタグを活用することで、効率よくターゲット層にアプローチできます。
また、「〇〇市」など特定のエリア名にハッシュタグを付ければ、カフェや居酒屋など不動産情報以外のエリア情報を探している潜在層にもアプローチできます。
ハッシュタグは最大30個まで記載できるので、バランスよく設置するのがおすすめです。
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インフルエンサーとコラボする
影響力があるインフルエンサーとコラボすることで、短期間で多くのユーザーに情報を届けられます。インフルエンサーには、それぞれ得意分野があります。不動産や暮らしに役立つ情報を発信しているインフルエンサーを起用すれば、自社の認知度アップに効果的です。キャンペーンを実施する際にコラボすれば、大きな流入が期待できます。
インフルエンサーを選定する際は、自社の目的に適した方に依頼しましょう。
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不動産集客ならInstagramがおすすめ
おすすめの投稿アイデア3つ
不動産会社がInstagramにコンテンツを投稿する場合、投稿内容によってフォロワーの関心や反応は大きく変わります。ここでは、おすすめの投稿コンテンツを3つ紹介します。
物件の内観・外観や周辺環境紹介
物件の内観・外観、周辺環境の画像を投稿することで、Instagramをカタログのように活用できます。家具などを配置して、入居後の生活をイメージしやすくする工夫も重要です。物件に合わせて家具や小物でコーディネートしてくれるホームステージングサービスの活用もおすすめです。
周辺環境の情報も投稿すれば、実際の生活がイメージしやすく、物件の魅力が向上します。
説明文には「〇〇駅から徒歩5分」など訴求ポイントを、画像に支障がない範囲で簡潔に記載しましょう。この投稿方法は、ユーザーが一目で情報を確認できるのでおすすめです。
ルームツアー動画で臨場感を演出
ルームツアー動画はいつでも疑似的に物件の内見ができるので人気のコンテンツです。
ルームツアー動画を撮影する際は、玄関から各部屋を紹介し、間取りがイメージできるように撮影するとよいでしょう。設備やデザインのこだわりも紹介することで、より関心を持ってもらえます。
また、動画だけでは伝わりづらい箇所はナレーションを加えるなど、ユーザーが理解しやすい工夫を取り入れましょう。ライブ配信機能を利用して、リアルタイムのルームツアーを実施する方法もおすすめです。コメント機能を活用すれば、視聴者との双方向のやり取りも可能です。
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お客様の声の紹介
成約されたお客様の声が信頼性の向上に役立ちます。
「このような悩みを解決しました」といった説明文を記載し、自社に依頼すると得られるメリットをアピールしましょう。購入や契約の決め手になったポイントを伝えることで、同じ悩みを持つユーザーの興味を引きやすくなります。
さらに、ストーリーズのハイライト機能を活用し、過去の投稿をまとめておくと、閲覧者がすぐに確認できます。
継続的に発信することで、信頼性を高め、問い合わせや契約につなげられるでしょう。
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まとめ
不動産物件は、現地を見なければ伝わりにくい特徴が多くあります。
Instagramを活用することで、画像や動画を通して視覚的に魅力を伝えられます。また、ライブ配信機能を活用することで臨場感を伝えられ、ユーザーとコミュニケーションを円滑に取ることも可能です。
今回紹介したInstagram活用のポイントやアイデアを参考に、効率的な集客施策に取り組みましょう。
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